法改正により事業者への介護報酬が減算傾向にありますが、一方で、一定基準を満たす介護施設へは国からの膨大な補助金が交付されています。「補助金ビジネス」という言葉もありますが、今の介護業界は正にその状態にあると言っても過言ではありません。
特に、近年の新規参入企業には、大手電機メーカーのPanasonic(パナソニック)や保険会社のSOMPO、大手不動産会社のレオパレス21など、設備投資に多くの資金を充てられる大手企業が目立ちます。
ツクイやニチイなどの老舗企業にとっては、畑違い企業の参入はあまり良い気はしないでしょう。しかし、私たち介護職員にとってはメリットは豊富。
介護業界への参入企業が増えると、業界全体の活性化につながり、必然的に雇用も増えます。また、大手企業は高待遇&福利厚生で人材獲得を図り、人材流出を避けたい既存事業者は労働環境の改善へ動き出す。
人材あっての介護ですが、働き手の供給が追い付いていない今は、強気な転職活動ができるチャンスなのかもしれません。
そこで、介護業界で躍進する有名な企業情報をいくつかご紹介します。大手だから優良求人という訳ではありませんが、少しでも息の長い企業で働きたいという方の参考になれば幸いです。