介護の専門用語辞典

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腹臥位(ふくがい)

腹臥位(ふくがい)とは、お腹を床、またはベッドに着けて寝ている状態のことで、伏臥位(ふくがい)と同じ意味です。介護では床ずれが最も出来やすい部分の圧迫を避けられる体位ですが、心臓や肺が圧迫されるため危険な体制でもあります。
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端座位(たんざい)

端座位(たんざい)とは、ベッドの端に移動し腰をかけ、足を下ろした状態のことを言います。起き上がり介助では、仰臥位(ぎょうがい)から側臥位(横臥位)、そして端座位といった一連の動作を行います。
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側臥位(そくがい)

側臥位(そくがい)とは、身体を横向きにして寝る姿勢のことで、横臥位(おうがい)と同じ意味になります。左向きで寝る姿勢を左側臥位(ひだりそくがい・さそくがい)、右向きで寝る姿勢を右側臥位(みぎそくがい・うそくがい)と言います。なお仰向けに寝る...
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仰臥位(ぎょうがい)

仰臥位(ぎょうがい)とは、身体を仰向けにして寝る姿勢のことで、背臥位(はいがい)と同じ意味です。一方、身体を横にして寝ることを側臥位(そくがい)または横臥位(おうがい)と言います。
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横臥位(おうがい)

横臥位(おうがい)とは、身体を横向きにして寝る姿勢のことで、側臥位(そくがい)と同じ意味です。一般的には、おむつやシーツを交換する際に行う姿勢です。なお仰向けに寝ることを仰臥位(ぎょうがい)と言います。
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応益負担

応益負担とは、自分が受けた利益に応じて対価を負担するという意味です。医療・介護・福祉では、所得などに関係なく、受けたサービスの内容や量に応じて利用料金を支払うことがあてはまります。
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エンパワメント

エンパワメントとは、利用者やコミュニティが失った自信や希望を再び取り戻せるように助成する方法のことです。自立生活運動、セルフヘルプ・グループの活動、ストレングスモデル(本人の資源として健康や強さの側面を見るという考え方)といった方法にもつな...
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嚥下反射

嚥下反射とは、摂食、嚥下運動の中でもっとも重要な反射で、食塊が咽頭から食道へ運ばれる過程で咽頭後壁粘膜の刺激によって起こる不随意運動です。嚥下反射が正常に行われないと嚥下障害と診断されます。
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嚥下性無呼吸

嚥下性無呼吸とは、食塊が咽頭を通過する際に、気管には入らないように喉頭蓋(こうとうがい)が持ち上がり、声門も閉鎖されることで呼吸が一時的に制御されることです。病的な状態ではなく一種の危機回避機能です。
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嚥下食

嚥下食とは、嚥下障害がある方のために調理された食事のことです。とろみとつけたり、柔らかく煮たり、細かく刻んだと、誤嚥しないために工夫することが大切です。
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エビデンス

エビデンスとは、証拠、根拠、証言、形跡といった言い回しに使用する言葉。英単語「evidence」 に由来します。様々な業界で使用されていますが、医療や介護の現場では、臨床結果や検証結果といった科学的根拠といった意味で用いられています。
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エコマップ

エコマップとは、利用者と利用者家族、その他関係者、医療や福祉機関といった関係性を、地図(マップ)のように図にして描き出す手法のことです。生態地図とも言われ、スミスカレッジ・ソーシャルワーク大学院教授のアン・ハートマンが1975年に考案した方...