は行の介護用語

介護の専門用語辞典

BPSD(ビーピーエスディー)

BPSD(ビーピーエスディー)とは、認知症の症状の一種で、急に暴力的になったり、徘徊をしたり、幻覚などが見えたりする症状のこと。周辺的な症状ということから周辺症状と呼ばれたり、語源の「Behavioral and Psychological...
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バルーン

バルーンとは、胃ろうといった経管栄養や血液やリンパ液の滲出(しんしゅつ)に使用される器具の一種で、体内に挿入する先端が風船状になったカテーテルのことです。胃ろうや尿路ストーマの場合はカテーテルが抜けないようにするためにバルーンが膨らみ、血液...
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パーキンソン症状

パーキンソン症状とは、小刻みに震えたり、筋肉がこわばるといった症状。パーキンソン症候群とも言われ、4大運動症状として安静時振戦(あんせいじしんせん)、固縮(こしゅく)、無動(むどう)、寡動(かどう)、姿勢、歩行障害といった症状がみられる病気...
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バイタルサイン

バイタルサイン(vital signs)を日本語に訳すと生命兆候となり、その名の通り人間が生きている状態の兆候のことです。バイタルサインの測定(バイタルチェック)では血圧、脈拍数、呼吸速度、体温の4つを計り数値化します。それに加え、瞳孔の反...
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ハイムリック法

ハイムリック法とは、誤嚥や窒息時の応急処置のひとつで、上腹部圧迫法のこと。立位または座位の状態で後ろから手を回して上腹部を圧迫し、詰まった異物を吐き出す方法です。ハイムリッヒ法や異物除去法とも言います。
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排泄介助

排泄介助とは、自力でトイレができない方の排泄を手伝うこと。トイレへの付き添いから衣類の上げ下ろし、車椅子から便座への移乗介助、排泄後におしりなどを拭いたりします。寝たきりの高齢者であればオムツの交換も排泄介助にあたります。また高齢者の病状に...
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徘徊

徘徊とは認知症の高齢者にみられる行動で、BPSD(周辺症状)による症状の一種。家(施設)の中や外を歩き回ること。本人は目的があって徘徊しているため、介護者はそれを理解し戻るべき場所へ誘導しなければいけない。