介護転職の時に採用面接で優遇される資格とは?

介護転職の時に採用面接で優遇される資格とは?

介護職に限ったことではありませんが、求人を募集している企業としては、やはり有資格者を優遇して採用したいと考えます。

そもそも資格は、その人のやる気、知識、スキルなど様々な評価を証明する物で、口頭での面接とはまた違った自己アピールとなります。

ですので、介護職の転職の際には、あらかじめ資格を取得しておくことで、より良い条件で転職することが可能です。

そこで今回は、転職の際に保有していると評価につながる資格をご紹介します。

異業種から介護職を目指す方、そして同じ介護業界で別の職場への転職を考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。

目次

異業種からの転職なら介護職員初任者研修

異業種からの転職なら介護職員初任者研修

介護以外の業界からの転職を検討している方は、介護職員初任者研修の取得をおすすめします。

以前はホームヘルパー2級という資格でしたが、現在は介護職員初任者研修という名称に変更されました。

介護職員初任者研修は通信教育スクール(通学あり)や職業訓練で取得することは可能で、講習時間は演習を含めて130時間、終了時には筆記試験があります。

介護職員初任者研修は介護職の基礎資格となりますので、未経験で正社員転職を考えている方は必ず所得すべき資格と言えるでしょう。

スキルも身に付く実務者研修は転職にも優位

スキルも身に付く実務者研修は転職にも優位

実務者研修は介護職員初任者研修の上位資格にあたり、介護業界でも高い評価を得ている資格です。

また、平成28年度からは、実務者研修を修了していたければ介護福祉士試験の受験資格が得られないなど、年々、実務者研修の重要性は高まっています。

実務者研修は介護職員初任者研修を修了していなくても取得が可能ということもあり、早急なキャリアアップを希望する方にはおすすめな資格です。

ですが、専門的な知識が講習に含まれているので、全くの無知な状態での受講はかなり苦労するかもしれません。

実務者研修の受講時間は合計450時間で、介護職員初任者研修を終了していると130時間の免除があります。

修了時には筆記試験と実技試験がありますが、判断基準はスクールに委ねられていますので、必ずしも試験があるとは限りません。

実務者研修を修了すると、痰の吸引や経官栄養の管理方法など、一部の医療行為が可能となり、在宅でも施設でも即戦力として期待されます。

また、訪問介護事業所ではサービス提供責任者として活躍することも出来るので、キャリアアップと給与アップUPにも繋がります。

リーダークラスの転職なら介護福祉士は必須

リーダークラスの転職なら介護福祉士は必須

最後は、介護資格の中で唯一の国家資格でもある介護福祉士

仕事をしながらの勉強はかなり大変ですが、介護福祉士の有資格者クラスになると、介護職への指導など現場を引っ張る存在になります。

また、より深い専門知識を有する事で、身体面に留まらず心理面でも利用者様やご家族を支える存在になりうる職業です。

いわば、介護福祉士は介護のプロフェッショナルといっても過言ではありません。

ただ、先述しましたが、平成28年度より受験資格が変更になって、実務経験3年以上かつ従事期間が540日に加え、実務者研修の修了が条件となっています。

そのため、これから介護福祉士を目指す方は、まず実務者研修からはじめましょう。

介護職だからこそ資格の有無が問われる

介護福祉士なのに現場で使えない人は使えない。なかにはそういった方もいるかと思いますが、履歴書と面接でしか自分のスキルをアピールできない就職・転職では、資格が何よりの武器です。

人間関係の構築や仕事が出来る出来ないは入社後の問題。まずは、評価される介護資格を取得して、自分が納得のいく環境で働けるように地盤を整えましょう。

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