介護の専門用語辞典– category –
介護は専門業種。職場での会話では意味の分からない言葉が飛び交っています。とくに、介護職員1年目の新人さんにとっては、まず理解することから始めなければなりません。
そこで、介護の仕事で使う業界用語をまとめました。これから介護業界で働きたいと考える方もそうでない方も、気になる介護用語があれば調べてみましょう。
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福祉住環境コーディネーター
福祉住環境コーディネーターとは、福祉に関する住宅改修等に関するアドバイスを行う専門職です。東京商工会議所が認定する民間資格で1級~3級まであります。受験資格なく誰でも取得ができ、合格率は1級で約6%、2級で約40%、3級で約70%となっています。 -
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福祉系高等学校
介護福祉士や社会福祉士の養成を目的とした高等学校を福祉系高等学校と呼びます。実習用モデル人形や介護用ベッド、移動用リフトや車椅子など、介護実習に必要な設備が備え付けられています。また、平成21年から導入された新カリキュラムによって、卒業と... -
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フェイスシート
フェイスシートとは、利用者本人の氏名、年齢、性別、生年月日、住所、家族構成など、個人情報を把握できるよう表にした書類のこと。利用者基本情報とも言われ、介護の現場ではケアマネジメントには欠かせない重要な資料です。 -
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BPSD(ビーピーエスディー)
BPSD(ビーピーエスディー)とは、認知症の症状の一種で、急に暴力的になったり、徘徊をしたり、幻覚などが見えたりする症状のこと。周辺的な症状ということから周辺症状と呼ばれたり、語源の「Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia」の直訳... -
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バルーン
バルーンとは、胃ろうといった経管栄養や血液やリンパ液の滲出(しんしゅつ)に使用される器具の一種で、体内に挿入する先端が風船状になったカテーテルのことです。胃ろうや尿路ストーマの場合はカテーテルが抜けないようにするためにバルーンが膨らみ、... -
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パーキンソン症状
パーキンソン症状とは、小刻みに震えたり、筋肉がこわばるといった症状。パーキンソン症候群とも言われ、4大運動症状として安静時振戦(あんせいじしんせん)、固縮(こしゅく)、無動(むどう)、寡動(かどう)、姿勢、歩行障害といった症状がみられる病... -
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バイタルサイン
バイタルサイン(vital signs)を日本語に訳すと生命兆候となり、その名の通り人間が生きている状態の兆候のことです。バイタルサインの測定(バイタルチェック)では血圧、脈拍数、呼吸速度、体温の4つを計り数値化します。それに加え、瞳孔の反射、尿量... -
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ハイムリック法
ハイムリック法とは、誤嚥や窒息時の応急処置のひとつで、上腹部圧迫法のこと。立位または座位の状態で後ろから手を回して上腹部を圧迫し、詰まった異物を吐き出す方法です。ハイムリッヒ法や異物除去法とも言います。 -
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排泄介助
排泄介助とは、自力でトイレができない方の排泄を手伝うこと。トイレへの付き添いから衣類の上げ下ろし、車椅子から便座への移乗介助、排泄後におしりなどを拭いたりします。寝たきりの高齢者であればオムツの交換も排泄介助にあたります。また高齢者の病... -
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徘徊
徘徊とは認知症の高齢者にみられる行動で、BPSD(周辺症状)による症状の一種。家(施設)の中や外を歩き回ること。本人は目的があって徘徊しているため、介護者はそれを理解し戻るべき場所へ誘導しなければいけない。 -
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認知症ケア
認知症ケアとは認知症の高齢者に対する適切な介護(ケア)のこと。本人の意見を尊重し、環境や人間関係を極力変えない介護を行います。また、日常生活に役割を与えたりし社会参加も認知症ケアで実践されています。こうした認知症ケアを専門的に行う認知症... -
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認知症
認知症とは、大脳の障害により知的機能が低下し、日常生活に支障が生じる症状の病気。数分前のことを忘れたり、時間、日付、場所、人の名前などが思い出せなかったりする中核症状や、暴力的、うつ状態、幻覚、不潔行為などの周辺症状(BPSD)がみられる。 ...