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施設のケアマネと居宅のケアマネの違いとは?働くならどっちがおすすめ?

施設のケアマネと居宅のケアマネだとどっちの方がオススメですか? 介護転職ブログ

施設のケアマネと居宅のケアマネだとどっちの方がオススメですか?

ケアマネジャー(介護支援専門員)として働く場合、介護施設居宅支援事業所かで選ぶことになります。どちらも同じケアマネジャーですので、資格区分の違いはありません。ですが、仕事内容や求められるスキルは全く異なります。今回はそんな施設のケアマネジャーと、居宅のケアマネジャーの違いについて、現職の方の意見を交えながらご紹介します。

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介護施設のケアマネジャーは何をしているの?

介護施設のケアマネジャーは、基本的に介護職や生活相談員を兼任することが多くなっています。中には夜勤にも入ることがあるそうです。職場にケアマネジャーの資格を持っている介護士がいた!と驚いた人もいるかと思いますが、実はそこまで珍しいことではありません。

また、入居者30人〜50人を普通に担当するので、お年寄り一人ひとりに新身になって接することは難しいでしょう。なお、介護保険制度の決まりでは入居者100人に対して1名のケアマネジャーの配置が義務付けられていますが、居宅支援事業所のケアマネジャーに比べると、広く浅く入居者様をサポートすることになります

介護施設ケアマネジャーの仕事内容は、施設の方針などを考慮しながらケアプランを考え、介護スタッフに向けて発信したり、指導したりします。実際はケアプランというよりも、施設内でどのように介護をするかといった計画を、ご家族や介護職員と考えるといった感じです。

居宅支援事業所のケアマネジャーは何をしているの?

一方、居宅支援事業所のケアマネジャーは自転車で利用者宅へ訪問することはあるものの、介護業務を行うことはほとんどありません。介護は訪問介護員やデイサービス職員が行います。

居宅支援事業所のケアマネジャーは、一人当たり35名の利用者様まで受け持つことができます。事業所にもよりますが、受け持つ利用者様は平均で十数名なので、介護施設のケアマネジャーよりは利用者様一人に対して時間が持てて、親身になってサポートすることができます。

居宅支援事業所のケアマネジャーの仕事内容は、利用者様の容態や希望に応じてケアプランを作成し、他事業所の相談員やサービス提供責任者と連携しながら、サービス担当者会議(ケアカンファレンス)モニタリングを行います。介護施設に比べてケアプランの選択肢が多いためやりがいはありますが、その分、介護サービスに関する知識や情報量は求められます。

体力的には居宅支援事業所のケアマネジャーが楽?

介護施設のケアマネジャーは事務作業に加え介護業務も兼任するため、体力的にキツイといった意見も多くありました。介護業務がない分、体力的には居宅支援事業所のケアマネジャーが断然楽と言えるでしょう

利用者宅への訪問は基本的に自転車ですが、実際、担当するエリアもそこまで広くはありません。休日返上で利用者宅へ訪問しなければいけないこともありますが、基本的には規則正しい勤務時間で働けます。

精神的には介護施設のケアマネマネジャーが楽?

居宅支援事業所のケアマネジャーは介護保険制度全般に関して深い知識が求められ、さらに利用者様にわかりやすく介護サービスについて説明を行うスキルが求められます。ゆえに、覚えることも多く大変といった意見がありました。また、訪問先では誰も助けてくれませんので、精神的にキツイとのことです

また、ケアマネジャーは女性が活躍する職業ですの、女性特有の人間関係の悩みも多いそうです。介護施設であれば、介護業務がちょうどいい感じの逃げ場になって、人間関係も良好になるのでしょうか。

居宅支援事業所のケアマネジャーは営業職?

居宅支援事業所のケアマネジャーは営業職に近いという意見がありました。職種は違いますが、利用者宅への訪問し、気遣いをしながらケアプランの提案をしなければいけません。そのため、態度や言葉遣いなど、まるで接客業のようで辛いとのことです。事業所ごとで売り上げを重視する会社も少なく、営業マンのようにノルマを求める職場もあるようです

まとめ

介護施設も居宅支援事業所も、必要としているパソコンスキルは大したことありません。簡単に請求書が作成できる介護保険ソフトが備わっています。それよりも重要なことは、自分がどういった環境で働きたいのか?また、どういった仕事内容であれば長く続くか?ということです。将来の目標や夢を整理して、働く職場を慎重に選ぶようにしましょう。

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