介護の専門用語辞典

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多発性硬化症

多発性硬化症とは、脳や脊髄の神経細胞をつなぐ軸索(じくさく)を保護している髄鞘(ずいしょう)が損傷し、神経細胞の情報伝達がうまくいかず、麻痺やしびれをきたす疾患のこと。MS(Multiple Sclerosis)とも略され、再発と寛解(症状...
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臥床介助(がしょうかいじょ)

車椅子や寝たきりの高齢者をベッドの上に横にする動作を臥床介助(がしょうかいじょ)といいます。就寝介助との違いは、眠るための介助か、そうでないかになります。 例えば、お昼頃にトイレのためベッドから姿勢を起こし、トイレを終えて再びベッドに戻る場...
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起床介助

起床介助とは、自分の力でベッドから起き上がれない人の手助けをすること。動作的には離床介助と全く同じですが、離床介助はトイレや入浴のための起き上がり介助で、起床介助は就寝状態からの起き上がり介助です。 介護施設などの場合では、着替え、排泄、洗...
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尿路ストーマ

尿路ストーマ(ストマ)とは、尿路の疾患などで、尿道からの尿の排泄が困難な人のための排泄口のこと。人工膀胱とも呼ばれています。尿路ストーマの種類には、回腸導管、尿管皮膚瘻、腎于瘻、膀胱瘻などがあります。
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肺炎

肺炎とは肺実質の炎症が起こる疾患のことで、罹患場所(りかんばしょ)によって原因菌や細菌が違う、市中肺炎と院内肺炎があります。 また、高齢者の場合で最も多いのが誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)で、唾液、食べ物、胃液などが気管に入ってしまい、そ...
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長期栄養管理法

長期栄養管理法とは、経管栄養や経鼻栄養といった方法で、長期的かつ安全に栄養を摂取する方法のこと。むせや誤飲といった嚥下障害がみられ、常食では誤嚥や肺炎のリスクがある方が行っています。
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喀痰吸引等研修

喀痰吸引等研修とは、医師や看護師以外でも、たんの吸引や経管栄養といった医療行為が行えるようになる研修(資格)のこと。主に、介護施設や訪問介護で働く介護スタッフ向けの研修で、基本研修と実地研修の2つのカリキュラムで構成されています。
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作業療法士

作業療法士とは、心身に障害がある人のリハビリテーションを、手工芸、遊戯、スポーツ、生活といった作業によって機能回復をサポートする専門職のこと。OT(Occupational Therapist)とも略されています。老年期障害、身体障害、発達...
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作業療法

作業療法とは、リハビリテーションの一種で、心身に障害がある人に対し、日常生活の動作、職業的な活動、レクリエーションなどの作業を通して、心と身体の機能を改善し社会に適用させる能力の向上を目指す療法です。行われる作業には、手工芸、遊戯、スポーツ...
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機能訓練

機能訓練とは、高齢や障害によって、失われたり低下したりした身体の機能の回復、または維持のために行われる訓練こと。一般的にリハビリとも言われ、専門知識を持った機能訓練指導員によって行われます。
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周辺症状

周辺症状とは、認知症によって引き起こされる妄想、幻想、徘徊、不潔行為などの周辺的な症状のこと。行動と心理症状という意味のBPSD(ビーピーエスディー)とも呼ばれています。
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見当識障害

見当識障害とは、場所、時間、人物、状況といったことが正しく認識できない障害のこと。今いる場所がどこなのか分からない、今日が何月の何日か分からない、人の名前が思い出せないといったことが多く、特に認知症の高齢者に多く見られる症状です。