介護の専門用語辞典– category –
介護は専門業種。職場での会話では意味の分からない言葉が飛び交っています。とくに、介護職員1年目の新人さんにとっては、まず理解することから始めなければなりません。
そこで、介護の仕事で使う業界用語をまとめました。これから介護業界で働きたいと考える方もそうでない方も、気になる介護用語があれば調べてみましょう。
-
介護の専門用語辞典
記憶障害
記憶障害とは、経験したとを覚えること(記銘)、覚えたことを忘れないようにすること(保持)、覚えたことを必要に応じて思い出すこと(再生)といった記憶に関する機能が正常に働かない状態のこと。認知症の場合では数分前のことは全く思い出せないが、... -
介護の専門用語辞典
レビー小体型認知症
大脳皮質に構造物(レビー小体)ができる事によって起きる病気をレビー小体病と言いますが、このレビー小体病が原因で発症する認知症のことをレビー小体型認知症と言います。 レビーとはレビー小体を発見したドイツ生まれの神経学者であるフレデリック・レ... -
介護の専門用語辞典
レクリエーション
レクリエーションとは、介護施設や通所介護などの利用者が楽しめる様々な活動のこと。体操やスポーツといった体を動かして行う事、クイズ大会や将棋といった考えたりする事などがあります。ただ単に楽しむためだけでなく、機能訓練や認知症予防などにも用... -
介護の専門用語辞典
リネン交換
リネン(linen)とは「麻」のことで、病院や介護施設などにおける寝具全般のことを言います。ですので、リネン交換とはシーツや枕カバーなどの交換業務のことを指します。 シーツに嘔吐物や便などが付着している場合もありますので、感染症予防のために使... -
介護の専門用語辞典
離床介助
離床介助とは、自分の力でベッドから起き上がれない人の手助けをすること。起床介助と同じような意味ですが、起床介助は就寝状態からの起き上がり介助、離床介助はトイレや入浴のための起き上がり介助になります。 -
介護の専門用語辞典
理学療法士
理学療法士とは、身体に障害がある人に基本的動作の回復などを目的として行われる、医学的リハビリテーションの専門職のことで、PT(Physical Therapist)とも略されています。電気刺激、マッサージ、温熱療法などで身体の機能回復をサポートします。 -
介護の専門用語辞典
4点柵
4点柵とは、高齢者がベッドから落下しないように4方に柵を設置した状態のこと。転落防止目的で多くの介護施設で行われていましたが、自らベッドから降りられないという観点から身体拘束に該当するとして平成12年から全面禁止となっています。一方で現場の... -
介護の専門用語辞典
予防衣
予防衣とは、感染症予防のために着用するエプロンのような衣服のこと。排泄物や嘔吐物といった感染症の発生源となる汚物を処理する際に、必ず介護職員は予防衣を身に付けなければなりません。また、汚物処理時に着用した予防衣の衛生管理も厳重に行います。 -
介護の専門用語辞典
腰痛予防
腰痛予防とは起床介助、移乗介助、体位変換など腰に負担がかかる動作を、最小の力で安全に行い、介護者が腰痛になりにくくする方法です。腰痛予防は人間の力学的相互関係のボディメカニクスを参考に考えられており、腰痛予防体操や筋力体操などにも用いら... -
介護の専門用語辞典
有料老人ホーム
有料老人ホームとは、民間の企業や事業者が運営している介護施設のこと。有料老人ホームには介護付き、健康型、住宅型の3種類があり、それぞれ入居者に合わせたサービスが提供されています。 利用者負担の入居費用はピンからキリまでで、高いホームでは高... -
介護の専門用語辞典
夜間巡回
夜間巡回とは、夜間に職員が施設内を巡回して異常がないか確認すること。介護老人ホームでは入居者が夜中に起き、廊下を徘徊していることが頻繁にあるので、発見した際には優しく部屋への誘導します。 その他、トイレに行きたくて目が覚めた方の排泄介助、... -
介護の専門用語辞典
申し送り
申し送りとは、業務内容や入居者の容態など、前任者から後任者へ伝達し引き継ぐこと。24時間体制で見守る必要がある介護や医療の現場では申し送りはとても重要。排泄回数や体温などの数値的なデータも含めて正しく伝えなければなりません。